2010-07-20

短歌5首

濡れているように重たい食パンを二枚並べるけさは涼しい

長い買い物のリストの中にばかみたいに朗らかに二度出てくるみりん

ちょっとずつひととおり盛るどうなれば勝って上がれるのかわからない

唯一の選択肢だと思ったら輝きだして夏のダイソー

日傘が重いくらいに蝉のあの道をまた通りたいまたいつかふたりで


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