2010-04-24

短歌4首

「払拭」っていいな、と思う響きとか ペンの先から出る黒いもの

干し忘れた傘のにおいを嗅いでいるわたしの芝居がかった感じ

なにきてもさむいところだあたりまえのように顔がぬれている

本編が始まらなくてそのことはだれのせいでもない春の夜

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